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第4回全日本学生フォーミュラ大会特集 サイトトップへ お問い合わせ


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シーン01 『プレゼンテーション』 シーン02 『コスト』 シーン03 『デザイン』 シーン04 『デザインファイナル』 シーン05 『アクセラレーションとスキッドパッド』 シーン06 『オートクロス』 シーン07 『エンデュランス』


シーン06『オートクロス』

路面はDRYに変わっていた


天気はまたも不安定。
路面はまずまずのコンディション
9月14日、大会2日目、天候雨のち曇り、路面コンディションDRY、気温22度前後。大会2日目、朝は雨が降っていたため午前中はWETコンディションであったが午後には晴れ間がのぞき路面はDRYに変わっていた。オートクロスはそのようなコンディションの中、午後1時頃コースオープンとなった。

オートクロスとは2ドライバー2ヒート制で全長約900m、スラローム、シケイン、低速コーナー、中速コーナー、高速コーナーから成り立つコースを走り、1周のラップタイムを競う種目である。

プラクティス走行を行わずにオートクロスへ向かう

当初、ソフィアレーシングの作戦はプラクティス走行を行い、マシンの最終的なセッティングを出し、まだ皮のむけていない新品DRYタイヤの皮をむき、路面コンディションの変わらないうちにタイムを出しに行く作戦であった。

だがプラクティス走行に向かう前、マシンの最終チェックを行っているときステアリングロッドの溶接部にヒビを発見。この修復に時間がかかりプラクティス走行を行わずにオートクロスへ向かうこととなった。

問題点はリアのスタビライザーにあった


次の日に行われる耐久走行は
オートクロスの結果より順番が決定する。
オートクロスは2ドライバー2ヒート制のため、先に浅井がドライブすることになった。浅井の1本目は皮のむけていないタイヤに苦戦し期待をしていたタイムは出なかった。そして迎えた2本目まだタイヤの皮はむけきれておらずまたタイムは出ないのではと思われた時、前を走行中の車がスピンをしたため浅井は3本目を走る権利をもらった。

3本目浅井は上位に食い込むタイムを出し帰ってきた。外からは順調に走っていたように見えたのだが、浅井はマシンの異常な挙動を感じ取り、2ヒート終えたところで1度ピットに戻ることを提案。問題点はリアのスタビライザーにあった。

ピットに戻りリアスタビライザーを交換し、もう一度アライメントの確認も行った。このときすでにオートクロス走行終了時間が迫っていた。だが運良くプラクティスエリア、オートクロス会場共に走行台数が少なく、待ち時間なく走行できたのであった。そのため1度プラクティス走行をいれ、車の状態を確認、その後再度オートクロス会場へ向かったのであった。

誰もが認める1番かっこいいタイムの更新


オートクロス走行中の模様
この後アナウンスでタイム更新が伝えられる
2番目のドライバーは前田である。前田は去年オートクロス4位という悔しい結果に終わっていたため、今年は気合が入っていた。そのため前田は出走前から1位をとると宣言していたのである。前田の1本目の走行時にはマシンの状態は改善されており、タイヤの皮もむけていた。前田の1本目のタイムは上位に食い込むものの1位とは1秒ほど離れているものであった。

だが前田には不思議とあせりはなく、むしろ『 これは1位をとれる!!』 と確信していた。その2本目、前田は軽快な走りで目立ったミスもなく走り、ゴールへと帰ってきた。その場に居た者全員がタイムのアナウンスメントを静かに待っていた。『只今の上智大学のタイム44秒36、現在1位です !!』ほぼすべての大学が出走を終えた後のタイム更新だった為、誰もが認める1番かっこいいタイムの更新の方法であった。また2位のミシガン大学とは0.01秒差という差であったため、日頃の小さな軽量化が導いたオートクロス1位だったと考える。

愛の手を差し伸べてあげてほしい


大会授賞式で得意げな前田
オートクロス賞で1位を獲得
またオートクロス1位をとり1番調子に乗っている前田は来年からFJ1600に参戦する予定で現在資金集めに追われている。もし興味があるお方がいれば彼に愛の手を差し伸べてあげていただきたい。(笑)

ドライバー:前田 祥平

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