2008年度マシン紹介
Design Concept
2008年度車両デザインにおいてはこれまでの3つの車両コンセプトを踏襲し、基本に忠実な設計を行い、真の速さを持ち、軽量で高い商品性を兼ね備えた車両を目指しました。
- True Basic Design(基本に忠実な設計)
- Light Weight(軽量化)
- High Merchantability(商品性)
基本に忠実な設計 -True Basic Design-
レーシングカーとしての基本設計として、今年度は以下の設計を行いました。前後・左右重量バランスやモデルを用いた設計と同時に空力解析や車両動解析シミュレーションを行うことにより、車両の商品性の向上、そして、十分な車両性能を発揮することが可能となりました。
低重心
コーナーリング時など、マシンの不安定な姿勢変化を最小限に抑え運動性能を向上するために、昨年度に引き続き徹底した低重心化を目指し設計を行った。主な適用例として、ドライサンプシステムの採用やドライバーやタンクの低配置化が挙げられます。
高出力化
車両の出力を向上させるために、共鳴過給、排気流量コントロールバルブを用い吸排気系統の最適化を行いました。これにより、最高出力95PSから102PS (昨年度比7.4%向上) を実現しました。
応力解析
車両部品設計の際に用いるFEM解析に入力する境界条件を決定するために、車両動解析コードMSC.ADAMSを用いることで予測の難しい車両運動時に部品にかかる荷重を算出しました。これにより、信頼性が高く、かつ、軽量な部品設計が可能となりました。
空力解析
コーナリングスピード、ブレーキング性能の向上を追及するためにエアロダイナミクスを考慮したボディの設計を行いました。さらに圧力中心を考慮した空力バランスの良いアンダートレイの設計をしています。
2008年度マシン紹介